お姫様抱っこの起源、知ってますか?
結婚式にまつわるドラマチックなハナシ

 結婚式でベールを被ったり、ブーケトスをしたり…よくよく考えるとちょっと不思議な慣習が多い、ウエディングのあれこれ。今では当たり前の結婚式でよく目にするものの生まれた由来をご紹介。一つひとつに隠された誕生の秘密を知れば、より一層結婚式が尊く感じるかも!

 

ブーケトス

 花嫁が、結婚式後に参列した未婚の女性たちに後ろ向きにブーケを投げる「ブーケトス」。それを受け取った女性は次に花嫁になれると言われる、日本でもおなじみのセレモニーです。ブーケの発祥地はヨーロッパですが、ブーケトスはアメリカで生まれた風習だとか。これに対して、新郎が新婦のドレスの裾から抜き取ったガーターベルトを、未婚の男性に投げ、それを受け取った男性が次に幸せになれるという「ガータートス」も海外挙式ではよく知られていますが、日本の結婚式ではほとんど見かけません。その代わり、ブーケトスの男性版としては、ブロッコリートス、さつまいもトス、ユニークなぬいぐるみを使ったぬいぐるみトスなど、ちょっぴり笑いを誘う〇〇トスが取り入れられているようです。

ブーケトス

 

教会の鐘

 結婚式で鐘を鳴らすのは中世のイングランドに源を発し、花嫁が教会に入った時に鳴らし、式を挙げた二人が腕組みして出てきた時に、もう一度鳴らす慣習があったとか。悪魔祓いの儀式という意味合いのほか、「二人が今日教会で結婚式を挙げたよ」と村人に知らせる意味もあったよう。日本でも、鐘のあるチャペルを備えた結婚式場がありますが、花嫁の憧れの存在となっているようです。

教会の鐘

 

お姫様抱っこ

 結婚式を終えた二人が新居に入る時、新郎が花嫁を抱いて敷居を越える習慣を指しますが、この起源も古くローマ時代にさかのぼるとか。当時、新居に入る時、花嫁は入口で新郎に抱きかかえられるか、敷居を跳び越えて室内に入ったそうです。敷居につまずくことは不運の前兆と信じられており、「お姫様抱っこ」はこれから新郎が新婦を大切に庇護するという象徴でもあったよう。日本の結婚式ではあまり見かけませんが、単に新郎の力自慢ではなく実はこのような由来があったのですね。

 

お姫様抱っこ

 

ドラジェ

 アーモンドを砂糖で包んだ引菓子ドラジェ。その歴史は古く、紀元前2世紀にローマの貴族が結婚式の時、このお菓子を作り町内に配ったという記録が残っているとか。一本の木に1万個もの実をつけるアーモンドの木は多産、繁栄の象徴。今でもヨーロッパでは洗礼、婚約など祝い事に欠かせないお菓子になっています。日本の結婚式でもドラジェはポピュラーな存在ですが、可愛らしい形のお菓子にこんな古い歴史があったなんて驚きですね。

Something Blue

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